31期 引退ブログ ー山際爽詩ー
- 京都工芸繊維大学 男子ラクロス部
- 6 時間前
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平素より京都工芸繊維大学男子ラクロス部を応援していただいている皆様、保護者の皆様、関係者の皆様に深く感謝申し上げます。
4回MFの山際爽詩です。
4年間のラクロス生活。終わった後は達成感でいっぱいなのかなと思っていたけれど、意外と引退した実感がなくて今も引退した実感があまりないままこのブログを書いています。
今年のリーグ戦のことはブログリレーで書いたので今回はラクロス部での4年間を振り返っていこうと思います。
入学してすぐに圭一郎と仲良くなって、最初の方は圭一郎と色々なサークルの新歓に行ってどのサークル入ろかなってなんて思っていました。でも、4月末ぐらいになっても入りたいなって思えるようなサークルがなくて、焦り始めたタイミングで同じ電子の梅ちゃんと仲良くなりました。
梅ちゃんはアメフト部に入るかラクロス部に入るか迷っていたらしく、その日にたまたまラクロス部を見に行く予定だったらしいので、なんとなくで僕と圭一郎もついていって3人でラクロス部の新歓に行きました。
あまり乗り気ではなかったけれど新歓で初めてパスキャしたときに意外と楽しいなと思ったのとそのときの部活の雰囲気が気に入ったのであまり深く考えずこのときにラクロス部に入ることを決めました。
5月になって少ししてから入部したのですぐに一回練が始まりました。
1回練はとても楽しくて、ショットやグラボなど新しいことができるようになる喜びはもちろん、大学生になって新しく出会ったみんなと一緒に和気あいあいとラクロスするのが楽しくて4限の授業受けているときに早く練習いきたいなって思うくらい毎練習楽しみでした。
けれど、7月頃に当時の2回生が数人辞めてしまって、そこから1回練が終わり1回生も上回生と一緒に練習するようになりました。上回生と一緒に練習するようになってからは、あまりラクロスが楽しいと思えなくなりました。
4回生にとっては最後のリーグ戦が始まるタイミングだったので練習も1回練みたいな楽しい感じではなく、真剣に勝つために練習していて、ミスしたりしたら色々言われるようなこともあってそれがいやになってリーグ戦の途中で休部しました。
休部すると言っても正直このまま辞めてなんか他のことしようかなとも思ったりして、ラクロス部に戻るか辞めるかで結構悩みました。
休部している間、もし戻るってなったときにこのまま戻っても戦力にならないと思ったのでたまに地元の壁に行ったり、そうまさんやあきともさんに誘ってもらってシュー練したりで、みんなあまりまだ上手くなかった左手だけでも上手くなろうと思ってとりあえず左手ばっかり練習していました。
これがのちに僕が左手ばっかり使うようになった理由です。
それからしばらくは辞めるか続けるかどうしようかなとも思っていたけど、それくらいの時期に宝ヶ池での大教との2部3部入れ替え戦がありました。
1回生なのに活躍する同期や学生最後の試合でやりきって涙する4回生を見たときに、こんなかっこいい同期に負けないくらい自分も上手くなりたいって思ったのと4年間ラクロスをした先にどんな景色が見えるのか気になってこの日にラクロス部に戻ることを決心しました。
そして、年明けの最初の練習から部活に戻りました。
戻ってすぐの練習はめちゃくちゃ楽しかったです。久しぶりの練習だったので下手になってるのかなとも思ったけれど、自分が思っているより上手くなっていて、みんなと練習するのも楽しくてラクロス部戻って良かったなって思いました。
楽しくラクロスしているうちに二回生になりました。二回生での出来事といえば何といっても桃山とのリーグ戦です。
僕たちは2つ上の代がコロナの影響もあっていなくて、1つ上の代もオフェンスがいなかったので2回生だけでのオフェンスでした。それでもリーグ戦前の練習試合では桃山に勝てたし、正直リーグ戦も勝てると思っていました。
勝てば、入れ替え戦に望みをつなげられる大事な試合だったけれど、負けてしまって、リーグ戦はそんなに甘いものではないということを思い知らされました。
何回したか分かんないくらいパスミスしたし、ボールもすぐに落とすでまだまだ下手なんだなってことを感じました。この年は片手で数えられるくらいしか勝てなかったと思います。
でも、個人的にそれよりもしんどかったのはこの年に同期のプレイヤーやスタッフが結構やめてしまったことです。この時期はなんのためにラクロス続けてるんやろとか考えるようになってしまって、だんだん練習に行くのもいやになってました。
そんなやる気が出ない中でも、練習行ったら結局ラクロス楽しくてもやもやした気持ちのまま気がつけば3回生になっていました。
3回生になってもしばらくはそんな感じの気持ちでした。
けど、5月の交流戦での甲南戦で2部の甲南に勝つことができたとき、自分は得点とかアシストとかなにかしたわけではなかったけれど、今まであまり勝ててなかった分、勝つことの嬉しさやチームスポーツの良さを感じて、ラクロスがまた少し好きになりました。
それからリーグ戦までは2部に上がりたいと思うようになってラクロスに対するモチベも上がって行きました。3部全勝2部昇格を本気で達成できると思っていたからこそ、リーグ戦初戦の神学での敗戦はきつかったです。
4Qラスト10秒くらいから逆転されて、もう2部に上がれないのではないかと少し思いました。
それでも、もう後のないなかで迎えた龍谷戦、この試合は4年間のラクロス生活の中でも上位に来るくらい良い試合だったと思います。大量得点で快勝。自分も2点とることができて、これまで諦めないでやってきて良かったなと思えた瞬間でした。
この勢いのまま大教や入れ替え戦の桃山に勝つことができ2部に上がることができました。
ラストイヤーを2部で戦えると思うととてもワクワクしたのを覚えています。
そして、4回生。今年自分にとって少し変わったことといえば育担をすることになったことです。3回生のときに育担をするかどうかという話もありましたが、育担は忙しそうだなっていうのと、上手く教えられる自信がなくて結局断っていました。
でも、4回生になってもう一回育担するかどうかの話になったときに、このまま育担をしないで4年間が終わってしまうと少し後悔しそうな気がしたので育担になることにしました。
上回錬行って、一回錬行って、一日が終わるみたいな日々を送っていると一日一日が早く、気づけばあっという間にリーグ戦の時期になっていました。
リーグ戦はなかなか自分自身上手くいかない時期もあったけれど、なんとか2部の2位になることができて最後宝ヶ池で同志社との入れ替え戦ができることになりました。
そして、迎えた引退試合。同志社との1部2部入れ替え戦。最後は1部との力の差を見せつけられました。
本当に何もできないまま終わってしまったなっていうのが同志社戦での感想です。
それでも、あれだけの多くの人に応援してもらいながら試合をしたのは初めてで、そんな素晴らしい環境で4年間の最後の試合ができたことは幸せでした。
これが僕の4年間です。
最後にみんなに感謝を伝えて終わろうと思います。
同期へ
最初のころと比べると人数も減っちゃったし、ずっと3部で大変な時期もあったけれどそれを乗り越えてみんなで最後1部2部入れ替え戦という最高の舞台でラクロスできたこと誇りに思っています。ありがとう。
3回生、2回生へ
ラクロスに熱心で、ひたむきに頑張る3回生、2回生がいなければここまでこれなかったと思います。ありがとう。来年また1部2部入れ替え戦でリベンジして1部のチームをボコボコにしてください。応援してます!
1回生へ
自分にちゃんと育担が務まっているかどうかいまだに分からないけれど、本当ならそこまで関わることない1回生と関われて、ラクロスに熱い1回生の育担ができて、とても良かったと思っています。ありがとう。ウィンター勝つよ!
その他コーチ、OB・OGの方々本当にありがとうございました。
かけがえのない4年間になりました。
次のブログはこうすけです。初めてこうすけに会ったときはロングヘアで鋭い目つきをしていて、なんとなく仲良くなれなそうやーって思ったけれど、不思議なもので3年後には1番の仲良しになっていました。そんなこうすけは4年間のラストに何を綴るのでしょうか。乞うご期待!








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