京都工芸繊維大学男子ラクロス部ヘッドコーチの秋本と申します。
日頃より当部の活動にご理解、ご支援いただき、誠にありがとうございます。
私がヘッドコーチに就任し三年目を迎えることになりました。
歴史を紡いでくださった部員、コーチ、それを支えてくださったご家族の皆様、そして大学関係者の皆様に恥じないよう努めてまいります。
この二年間は大会形式、練習環境、大学生活など全てが大きく変化しました。
全ての前提が崩れ、自分自身も変化と対応を迫られる日々を過ごしてきました。
その中では抗えない出来事も多くありました。
学生たちは苦悩し、人知れず涙を流すこともあったと思います。
併せてチーム、仲間というものの意味、大切さを再認識した日々でもあったはずです。
私自身にとっても、このチームが大きな心の支えとなってくれました。
また対戦校の皆様も同じスポーツを愛し、支え合っている仲間であることを再認識できました。
学生時代にはどこか恥ずかしさを感じてしまった、日本ラクロス協会が掲げる「LACROSSE MAKES FRIENDS」。
この言葉の意味をやっと理解できたように思います。
当部ヘッドコーチとして掲げるのは、2019年に1回生担当コーチに就任した際、卒業生の皆様にお約束した「学業優先」です。
これは今も変わりません。
そのうえで、ラクロスというスポーツの魅力を伝え、競技力の向上に寄与することが私の役目であると考えています。
フィールドでは対戦校とのスコアだけに囚われるのでなく、「やるべきことをやったか」を問いかけていきます。
そして日々「やるべきこと」とは何かを、競技面だけではなく、幅広い視野、多面的な視点で部員一同が考え続ける環境、体制を築いていきます。
当部に関係してくださる全ての皆様に、応援するに値する集団と思って頂けるよう取り組んでまいりますので、引き続きのご支援をよろしくお願い申し上げます。
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