まず始めに、日頃から当部の活動にご支援・ご協力頂いている卒業生や保護者の皆様、関係者の皆様にこの場をお借りして感謝申し上げます。この一年、ありがとうございました。そして来季からも変わらぬ応援の声をどうかよろしくお願いいたします。
4回STリーダーの佐倉萌恵です。
何を、何から、どんなふうに書けばいいのかわからなくて
広報担当という立場を利用して、皆の引退ブログを読んでから書き始めようと思ったのですが
がっくん以外締切に全然間に合わないという。なので我流で書いてみます。
皆が長い時間かけて書き上げた超大作を堪能して頂ければと思います。
部活を引退してから2週間。
正直寂しすぎて自分がこんな部活大好き人間だったんだと驚いています。
私はずっと自己肯定感が低い割に自己愛が強い怠惰の塊みたいな人間です。
そんな性格に起因して、振り返ると部活に必要とされる自己の確立に余分な時間を使いすぎました。スタッフにとって自分の存在価値なんて、実はそこら中に獲得のチャンスが転がっていて、掴みに行くだけなんだとおもいます。
悩んでる時間があるくらいなら
誰よりも早く正確にテーピングが巻けるようになって、
誰よりも迅速に集計が出せるようになって、
誰よりもでかくて明るい声で練習に参加すれば良いんだよって
2年前の私に言ってあげたいです。
そして出来た自分を認めてあげて、たまに他者から褒められたり、結果に現れたりすることでしか欲求は満たされない。結局行動からでしか事象は生まれない。
友達を作りたいという軽率な動機で自分のためにラクロス部に入って、
出来た方がカッコいいと思うから審判をして、
口出したがりだからいつでも口出せるSTリーダーにならせてもらって、
そして自分が勝ちたいという一心でこの一年を過ごした。
STとして崇高な目的は最初から最後までなにも持ってなかったけど、その時その時で、ラクロス部で私は私の目的を果たしてきた。
私のための4年間だった。
後輩の皆へ
私たち4回生はPL4人にST2人だけ。
戦力的にも、運営的にも、
後輩に多くのことを要求してきました。
練習中や試合中の力のある声掛けも
練習後のバラエティに富んだ話題提供も
プレーで魅せてくれる姿も
書ききれないけど、後輩PL一人一人の存在が
4回生を元気づけて焦らせて楽しませて、
活力そのものです。財産です。
特に大和と唯翔は「ごめんなさい」より「ありがとう」の方が良いのかもしれないけど
でも沢山負担も心労もかけたから、ごめんなさい。
唯翔はその行動の説得力に支えてもらうどころかチームごと引っ張り上げてくれた。別に今後も心配してない!大丈夫!
大和は人を惹きつける才能がピカイチだからその調子で!周りの人を大切にしていたらその分だけ皆が返してくれる。大丈夫!
後輩STへ
皆の良いところは
素直で、人と対話することから逃げないところ。
人に何かを求めるとか怒るとかって
ものすごいエネルギーが要るし、
一瞬関係性が崩れてもすぐ立て直せる信頼関係が必要になる。だから皆はすごい。
私はなかじとガチで喧嘩したことないから、たぶんできる皆がちょっと羨ましい。私が一方的に怒らせることは沢山あるけど、
この一年、どんなことでも新しいことを始める時には全員に提案して根拠を話して相談することをかかさないようにしてきたつもり。
それに対して分かりましたぁ!っていう真奈美と、
待って下さい!それって○○ですか?っていう真佑子と、
神妙な顔で聞いてる夏歩と。
全員で話すからこそ気づけた見落としていた欠陥、もっと良くできる方法、沢山あった。
来季は最上回にスタッフがいないことになって、新4回との対話が鍵になるんだろうけど、大和と唯翔が上手くやるはず。
遠慮なく、でもリスペクトは持って、互いが必要なことを求めあえる関係を作っていって下さい。
それでも、なんかちょっと無理かもって思ったらいつでも相談して下さい。多分私かゆずはが一度くらい通ってる道だから。でもLINE返すのは苦手なので直接か電話にして下さい。
コーチさん方へ
コーチさん方の貴重な膨大な時間をかけてこのチームを形にして頂きました。
チームの未熟な部分を丹念に時には劇的に、変化させ、指導頂いたおかげでこの一年を終えることが出来ました。
このコーチ陣と昇格できたことが本当に嬉しいです。コーチ陣が笑顔だと緊張の糸が一気に切れて、喜びが倍増します。ずっと笑ってて欲しいです。そういう訳にもいかないけど。
感謝超えて敬服の念というのが1番しっくりきます。本当にありがとうございました。
同期へ
ついさっき、この4年間は自分のための行動をしてきた結果だなんだと書きましたが、
2年半前の岡大B戦だけは、
一回でも辞めようとした私が、今からでも
同期皆のためになれるかな、なりたいな
って未来を考えられた瞬間でした。
だからありがとう。
今思えばあの状況から8人が残ったのは奇跡かも。さわやん残ってるし
感謝も思い出話も恨み言もここには書ききれないです。
トラブルなく、誰も怪我なく、不備なく、
練習を終えることがどれだけ難しいことか。
最上回になってから毎日思うようになりました。
日々目に見えているところ、目に見えていないところにいる誰か、そして他ならぬ自分自信の手によって何事も回っています。
その全てに感謝の気持ちを忘れないでいよう。
部活をしていて、
自信を失うことや投げやりになることや諦めることがあったとしても、実は全然ひとりぼっちじゃなかった。
卒業生の皆様や友達からの心強い声援はもちろん、SNS上のいいねひとつ取っても、私を支えてくれていました。
入替戦にきてくれた両親を見て
別にこれまで部活の話なんて全然したことないのに、なんか知らない間に号泣していました。
あんなに迫力のある試合が見れるなら来年以降も宝ヶ池なら行こうかな
と言っていたので、後輩の皆、野良のラクロスファンを増やすチャンスです。これを逃すな。
そして宝ヶ池球技場の芝生張り替えその他諸々大工事が一刻も早く終わる事を願っています。
もう一度1回生の5月に戻って
もう一度ラクロス部を選ぶかと言われたら
答えは「いいえ」かもしれないけど、
でも一度きりの人生だからラクロス部で正解でした!
本当に4年間ありがとうございました。
末永くこの大好きなチームが発展し続けていけるように、ずっと応援しています。
30期 TR 佐倉萌恵
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