こんにちは。今年からDFコーチをさせて頂いている長谷川隼也です。
まず「お前誰やねん」と思われた方に向けて簡単に自己紹介します。
2019〜2022年に京大で主にLMFとしてプレーしていました。今年の1月より、とあるご縁をきっかけにコーチをさせて頂くこととなりました。
ブログの書き方もよく分からないので、日記のように書きます。とりあえず今まで感じてたことを書こうとしたら長くなってしまいました。
もえちゃんから「チームに伝えたいことを」と言われましたが、それは最後の方にあるので、時間ない人はそこだけ読んでください。
さて、
2021年8月、Bリーグ京大Bvs工繊。
私が初めて工繊の方々とラクロスをした日です。
当時、京大では怪我人が続出しロングがAB合わせて7枚しかいなかったため、Aの4枚目だった私がBリーグに出場することになりました。2日後のAのリーグ戦でのフル出場が決まってるにもかかわらず。
それで後にDFリーダーになる真名世と同じフィールドに立つことになったのは縁を感じます。
時は流れ去年の11月、知人を通して「工繊のコーチをしないか」という話が来ました。
元々戦術を考えるのは好きで自分なりにDFを作り上げたい願望はあって、けど京大では戦術リーダーにもAコーチにもなれなくて。
3部やけど自分なりにDF作っていけるならチャレンジしてみたい気持ちはありました。
まだ迷いもありましたが、とりあえず1回話聞いてみようと、秋本さんと会いました。
初対面にもかかわらず30枚近くの資料を使ってプレゼンされました。
「今の工繊はこういう状況で〜、長谷川さんには〜をお願いしたくて、それで〜」
クレイジーすね。圧倒されました。
まあでも、「好きなようにやっていい」ということで面白そうやなと思いました。
そんで練習に行ってみたら、バカでかい声で「日体を参考にしてて、〜しようと思ってて〜」と語る主将がいたり、トンプソンのモノマネ芸人がいたり、京大への憧れのせいかケニアまで食べに行ってた奴がいたり、ダウン中とかに「どうやったら強くなるんすかね〜?」ってめっちゃ聞いてくるStealersメッジの奴らがいたり。
3部やけどめっちゃラクロス好きそうな人たちが集まってるんやなと。これが初印象です。
ほんでDFコーチいなかったってどういうことやねん。
京大Bのコーチもやることになってたので無理かなぁと思いつつも、イチからのチーム作りに関わるってのも面白そうやったので引き受けました。
(2チームのコーチやるの普通にキツかったです。特に7〜9月はどちらも試合が多く中途半端になってしまったのではと後悔してます。社会人チームでプレーしつつ2チームのコーチをしてる網代さんと京大同期のA君。あなた方のバイタリティはイカれてますよ。)
そして、
よし頑張るぞと、コーチを始めた瞬間、5人くらい辞めました。
おい、このチーム大丈夫か?
幹部+コーチのLINEグルでも、ラクロスの話よりどうやって退部者を出さないかのような運営の話が多かった気がします。
ラクロスの面も、まずチェックアップすら出来てない場面もちらほら見られ、そこからか〜と。
環境面でも、練習の人数足りない、土グラのため雨降ったらラクロスできない、ビデ反をしない。
今振り返ると大分酷い状態でした。ラクロスの技術や知識を教えるだけではダメだと、チーム運営への助言、環境の整備までやれることをやってきました。
ナイター練後の幹部mtgでの長時間に及ぶ議論も頑張りました。
もう具体的に話すと長くなるので割愛します。(もう既に長いやんっていうのは置いといて)
で話は変わって、(急に?)
今年からブロークンに力を入れるスタイルになりました。その結果、セットDFの練習量が少なくなってしまいました。
少ない練習量のなかで、どうやって上手くするか。何度も考え、真名世やなかじと議論して、教える必要のあること、優先順位の低いこと、取捨選択してやってきました。
特に5.6月は「もっとセットDFの練習時間増やしてくれよ、、どう考えても8月のリーグ戦間に合う気せん」と、悩みがつきない状態で過ごしてたように思います。
合同を除いてリーグ戦初戦が9月末だったの助かった。やりたいことはギリ間に合ったかなってところです。
ただ、結果リーグ戦ではブロークンからの得点も多く、楽にDFさせてもらったので今となっては感謝です。
1番しんどかったのはスカウティング。去年まで工繊がやっているスカウティングでは足りないなと感じ、自分が京大でやってきたスカウティングをすることになりました。
神学スカでは、全体的なOFの動き、各選手の特徴、クリアライド、京大なら15人くらいで分担してやるようなことを1人でやりました。(一応もえちゃんにも協力してもらいました)
あの資料や動画を作るのに余裕で30時間はかかりました。毎日毎日、動画を見続ける目の痛みと闘い、対策を考えすぎて頭痛にもなりました。
龍谷以降のスカウティングは数人の部員に手伝ってもらって、少し楽になりました。
とはいえ、ガチで徹夜もしたし、ダル絡みをしてくるDukeニキのお世話をする余裕も無くなりました。
(現役部員達、このブログを読んだらスカ動画と資料もっと見てね。そして、スタッフの集計だけでなく俺の資料にもスタンプしてね)
その甲斐あってか神学戦は負けたけど1位通過できました。セットDFだけでいえば、神学・龍谷・大教戦の3試合で4失点のみ。もちろん現役部員の頑張りもあるけど、自分がやってきたことが結果に繋がって嬉しい。
特に龍谷戦で4Q途中まで無失点やったのは感動した。人生で初めてライブ配信見て無意識に叫んでしまったぐらいに。
ただ目標はまだ達成されてない。あと1試合勝つ必要がある。何やら工繊にとって因縁の相手ということで。
今できる最大限のコーチング・采配をして勝ちに行く。俺自身はじめてシーズンの目標達成できるチャンスが目の前に来てワクワクしてる。
(全学まで行った俺らの代に憧れを持ってくれてる人もいるけど、ウインターは3位で終わったし上回でも結局日本一は取れずだった)
入れ替え戦絶対勝つために、みんなに伝えたいことは2つ。
【負け筋を作らない】
【チームで共有したやるべきことをやり続ける】
マジで徹底しよう。コレが出来たら勝てるよ!
勝って
「みんな、優人さんの所に集まろう〜!」
最高のエンジョイをしよう。
さいごに、
京都工芸繊維大学男子ラクロス部のみなさま、このような唯一無二の"機会"をくださりありがとうございます。
M2の1年は研究とバイトしてっていう平凡な1年過ごして終わるんかなって思ってたけど、コーチ業のお陰でめっちゃ充実してます。ありがとうございます。

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