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  • 執筆者の写真null 京都工芸繊維大学 男子ラクロス部

キックオフブログ 〜新3回G中島優人〜

キックオフブログ 中島


まずは平素より多大なるご支援、ご声援を頂いているOB・OGの皆様、保護者の皆様、僕たちのラクロスを支えて頂いているすべての皆様に感謝申し上げます。



今年度副将を務めます、中島優人です。

このチームを勝たせるために日々奮闘致しますので応援のほど、どうかよろしくお願い致します。






さて、いつも夏休み前の集会での校長のように長い間話してしまうので、ここでは敢えて短く簡潔に締めようと思う。










俺は悔しい。








大教に勝てなかったから







ちがう。












俺は何も出来なかったから











俺は去年二枚目のゴーリーだった。ラクロスもゴールキーパーは一人しか入らない。

だから俺は去年勝てると思っていた試合にしか出ていない。








ファーストゴーリーをもっと本気で狙って、もっと早い段階からもっと努力していたら試合に出れたかもしれない。










みんなが口々に言う。








「まずは桃山に勝ててほっとした」








「追手門になんとか勝てて本当によかった」









そんなの知らねえよ。俺は1秒もピッチに出ていない。












チームの勝利は嬉しかった。

だが俺はみんなと同じレベルの喜びを共有できていたのだろうか。











もちろん試合に出なくても、最大限出来ることをした。




声を出した。ボールケアをした。ボトルを渡した。コーチに時間を教えた。

出来るサポートは全部した。







でも試合に出れないという現状は変わらないと、どこか甘えていたかもしれない。




もっと二枚目として出来る準備はあった。そうでなくともプレーで還元したいなら、他のポジションもできるように練習すればよかった。




そして、上手い先輩がゴールを守っていても、大阪教育大学には勝てなかった。







俺はベンチで、何をしていた?











試合が終わって泣いた。







先輩が負けて引退して悔しいから?














そうじゃない














結局俺は何も変えられないまま1年間を終えたんだと自覚したから













もうあんな悔しい想いはしたくない。










俺は出来ることはやり続ける。




副将として自信がつくまで、納得がいくまで、例え誰もついてこなくても、いつかついてくると信じて。





そのためにどれだけ小さくても




一歩ずつ、毎日。











以上。






副将 中島優人


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